野ざらしの涅槃仏 / Wat Lokayasutha : 訪問日 α、12Feb2006、17Oct2009


この遺跡は、アユタヤ旧市街の環濠の内側、王宮の西側にあります。(下図 赤〇印部)

















以下は、Wat Lokayasuthaの説明です。
















いつ建造されたか不明ですが、主祠堂の形式の比較検討から、
アユタヤ芸術初期の影響を受けていると推定されています。

主祠堂の東側には、3つのVihara(礼拝堂)が、
主祠堂の西側には、回廊を持つUbosot(本堂)があり、4つの角には、小さな仏塔がありました。

メインの漆喰の涅槃仏は、更にその西にあり、
アユタヤ様式の物で、長さが42m、高さが8mありました。
涅槃物は、元々、大屋根に覆われていたと考えられますが、
今は屋根は無く、野ざらし状態になってます。



















その涅槃仏です。
2006年2月に撮影した物。

黄色の僧衣に使用される布で体を覆われています。











頭部を拡大したところ。














これは、2009年12月に撮影した物です。

この時は、黄色の布は、取り払われています。












胸から上を見たところ。














頭の上から見たところ。














主祠堂です。
北西から見たところ。

この主祠堂は、アユタヤ時代のもので、
クメール風です。










主祠堂を西から見たところ。

ここには、Ubosot(本堂)がありました。












Ubosotの周囲のセーマ石です。

















主祠堂を南西から見たところ。
















参考:タイの涅槃仏がある主要なお寺は以下。
①Dvaravati時代: Wat Thammachak Semaram (in Nakhon Ratchasima)
②Sukhothai時代: Wat Phra Non (in Kamphaeng Phet)
③Chakri時代: Wat Pho (in Bangkok)



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